元社長、吉良玲司は、離婚・閉業・シングルファーザーも劇的に楽しい

学んだ、人に関するテクニックや、情報、経験で、縁ある方々の役に立ちたいと思います。~プロフィール~吉良玲司は、毒親に約5000万円のお金をたかられ、嫁は子供に人格攻撃の罵詈雑言を吐き、注意したら逆ギレで家を飛び出した、その結果シングルファザー、子供の世話を考えると、泊まり出張が多い今の仕事は継続が難しいので、閉業して社長を辞めることに。突如、仕事も家庭も環境も変わってしまった男のハッピー駄文ストック(๑ ́ᄇ`๑)

~この世のコタエ~➀ 中国古典「荘子」

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「始めの始め」

 

 

まず、始めがあった。

 

 

物事には始めがある。

 

 

誰もみなそう思う。

 

 

ところで、

 

 

始めがあるってことは、

 

 

それが始まる前に何かがあるはずだよ。

 

 

そして、始めの前にあるその何かにも

 

 

また始めがあったはず。

 

 

「始め」という以上、その「始め」を始めさせるものが

 

 

その前にあったはずだ。

 

 

これが「存在」というもののあり方だ。

 

 

ひとつのものが存在する元々とは

 

 

それ以前に存在しないものがあるはずだ。

 

 

言い直せば、「始め」なんていうものは無いわけなんだ。

 

 

そうでしょう?

 

 

そして「始め」のないものは存在しないとなれば

 

 

存在そのものは、

 

 

始めも終わりもないものと言うほかない。

 

 

全体として言うと

 

 

一つ一つの存在はありえない、ということだ。

 

 

だがね、個々の存在がないということになったら

 

 

「存在していること」も「存在しないこと」も

 

 

同じということになるじゃないか。

 

 

 

まあ、これが私の言う一つの考えだが

 

 

だけど、私の言うことが、

 

 

本当には何かの意味のある事なのか、

 

 

意味のない事なのか、

 

それもまた、分からないことなんだよ。